LAME MP3 エンコーダの使い方

2020年3月27日更新

LAME とは?

LAMEとは、LAME開発チームによって1998年から開発されているフリーのMP3エンコーダー。
数あるMP3エンコーダーの中でも音質に定評がある。

Lame Ain’t an MP3 Encoder」の略称。
LAMEの呼び方は「レイム」「ライム」など。

LAME自体はコマンドライン操作のソフトなので
使うにはコマンドプロンプトなどからコマンド操作で使うか、GUIフロントエンドなどから利用する。

LAMEのソースコードは Lessor General Public License (LGPL)のもと公開されている。

ソースコードはこちら
Download Latest sources

公式サイト (英語)
The LAME Project

Hydrogenaudio のMP3に関するフォーラム (英語)
Hydrogenaudio Forums -> MP3

LAME のダウンロード

LAMEは特許上の関係で、公式からはソースコードのみ配布されており、公式ではバイナリを提供していない。
LAMEのバイナリは、以下のサイトなどからダウンロード可能。
2012年1月23日現在の最新版は「LAME 3.99.3」
2020年3月27日現在の最新版は「LAME 3.100」

Windows版のダウンロード
Rarewares.org (推奨)
LAME 3.100 for Windows [64 bits]
LAME 3.100 for Windows [32bit]

その他の入手先その1 (free-codecs.com)
LAME 3.100 for Windows mirror 1

Mac OS X版のダウンロード
PowerPC/Intel向けに最適化されたMac OS X版は以下のサイトからダウンロード可能
LAME 3.100 for Mac OS X

Linuxについては、apt からインストールしたり、ソースコードからビルド。
詳しく書くと長くなるので、ここでは紹介しない。

LAME の使い方

基本的な構文は以下の通り
lame [入力オプション] [入力ファイル名] [出力ファイル名]

※読み込み可能な音楽ファイルはWAVファイルのみ
また、入力ファイルのパスは絶対パスでも相対パスでも構わない

【 例1 】
VBR 0(245kbps相当)指定
lame -V 0 -input.wav output.mp3

【 例2 】
CBR 320kbps 指定 (ビットレート指定)
lame -b 320 input.wav output.mp3

その他、LAMEの細かいオプションコマンドを見たい場合は
以下のようにhelpオプションを指定すれば表示される。
lame --help

また以下のようにすれば、テキストファイルに内容を出力する事も可能
lame --help > help.txt

LAME MP3 エンコーダの使い方」への1件のフィードバック

  1. ピンバック: UTAU 0.2/0.4の比較 & Audacity VS LameDropXPd | Cosmos and Chaos

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