Nero AAC Encoder をLinux (Ubuntu)で使えるようにする手順メモ

そういえば Nero AAC Encoder の更新が音沙汰ない。
前は、1年に一回ペースで更新してたから、1年くらいすればまたアップデートされるかな
と思っていたんだれど。読みが甘かった。

最後に更新されたのが2009年12月2010年2月18日(neroAacEnc.exe)
今現在、2012年1月…。もう2年か

そういうことで今回は Linux (Ubuntu) での neroAacEnc を使えるようにする手順のメモ。

まずは、ダウンロード
いちいちブラウザでダウンロードするのは面倒なので、ここでは wget 使う
$ wget http://ftp6.nero.com/tools/NeroAACCodec-1.5.1.zip

zip圧縮されているので、解凍
$ unzip ~/NeroAACCodec-1.5.1.zip

解凍したバイナリを適当なディレクトリに移動する。
とりあえず /usr/local/bin に移動させる。
$ cd ~/NeroAACCodec-1.5.1/linux
$ sudo mv neroAacEnc neroAacDec neroAacTag /usr/local/bin


実行権限を付与し、実行できるようにする。
私の環境では、自分しか使わないのでユーザにのみ実行権限を与える。
$ sudo chmod u+x /usr/local/bin/neroAac*
※鉄さんのコメントにおいて「実行権限を付けないと動かない環境がある」とのご指摘を受け、2013年8月23日に追記。

以上で Linux (Ubuntu) への導入は完了。
ちゃんと動作するか、確認
$ neroAacEnc -help
*************************************************************
*                                                           *
*  Nero AAC Encoder                                         *
*  Copyright 2009 Nero AG                                   *
*  All Rights Reserved Worldwide                            *
*                                                           *
*  Package build date: Feb 18 2010                          *
*  Package version:    1.5.4.0                              *
*                                                           *
*  See -help for a complete list of available parameters.   *
*                                                           *
*************************************************************
(長いので以下略)


上記のように、ヘルプが表示されたらちゃんと動いてる。
(・∀・)おしまい

使い方やオプションなんかは、neroAacEncのヘルプ見る、もしくは以下の関連記事を参照する
或いは Google 使って自身で見つけ出すなりすればおk。

あと、解凍したフォルダに一緒に入ってる「NeroAAC_tut.pdf」を読んでみてもいいかも。
全て英語だけど、使い方がかなり詳しく書いてある。

その他の関連記事

neroAacEncバッチファイル

とりあえず、NeroAACエンコーダの面倒な使い方なんかどうでもいいから
手っ取り早く、簡単に AAC にエンコードする方法。

必要となるもの

  1. NeroAacEnc
  2. エンコードバッチファイル(以下で説明)

NeroAACエンコーダのダウンロード

まず、NeroAACエンコーダをダウンロード。
Google で検索してダウンロードするか、Nero AAC エンコーダの使い方を参照。
ダウンロード後、解凍。

エンコードバッチファイルをダウンロード

このエンコードバッチファイルは、当方が自分用に作ったものです。
このバッチファイルの改編、再配布等はご自由にどうぞ。

ただ、これはあくまで自分用に作ったものを公開しているだけなので
このバッチファイルを使用した事によって、何らかの損害、不具合及び不利益が発生したとしても
当方は責任を負いかねますのでご了承下さい。

バッチファイルのダウンロードはこちら

同様に、ダウンロード後、解凍。

準備

ダウンロードしたバッチファイルを NeroAacEnc があるフォルダに入れます。

準備はこれで完了

後は、エンコードしたい 16bit WAVファイルを
バッチファイルにドラック&ドロップするとコマンドプロンプトが開くので
好みのエンコード設定にしてエンコードするだけ。

使い方

エンコード設定は、設定したい項目の半角数字を入力して [Enter] を押すだけなので簡単。

エンコードが開始される。
終了するまで待つ。

終了し、画面が消えたら無事完了。

エンコード出来ない場合

エンコードが出来ない場合、まずファイル名に半角スペースが入っていないかよく確認して下さい。
半角スペースを含むファイル名だとエンコード出来ません。

以上お疲れ様でしたー(・ω・)ノ

その他の関連記事

NeroAACエンコーダのオプション一覧

NeroAACエンコーダのオプション一覧をまとめ。
英語が読める or 慣れている人は、NeroAAC同梱のreadme.txt とか
公式チュートリアルの NeroAAC_tut.pdf を読んだ方が早いかも。

— ヘルプ/ファイルの入出力オプション —

-help
ヘルプを表示する。
ヘルプには、オプションの機能や使用方法が載っている(英語)
NeroAACに同梱してある readme.txt にも同じ内容が書かれている

-if
入力ファイル、もしくは入力ファイルパスを指定する

-of
出力ファイル、もしくは出力ファイルパスを指定する

品質・ビットレート制御オプション

-q <quality>
target quality モードを選択可能にする。
所謂 VBR ( Variable Bitrate / 可変ビットレート ) エンコード。
指定範囲は 0〜1 でデフォルトは 0.5。

Target Quality(VBR)モードの目安

[Quality] <–> [Bitrate]


0.05 <–> 15 kbps
0.15 <–> 32 kbps
0.25 <–> 63 kbps
0.35 <–> 99 kbps
0.45 <–> 146 kbps
0.55 <–> 197 kbps
0.65 <–> 248 kbps
0.75 <–> 299 kbps
0.85 <–> 350 kbps
0.95 <–> 401 kbps



-br <bitrate>
ビットレート指定。
bps(ビット毎秒) 単位 で値を指定する。kbps(キロビット毎秒) ではないので注意。
例えば 192kbps にする場合、192kbps = 192000bps なので -br 192000 と指定する。

-cbr <bitrate>
target bitrate (streaming) モードでビットレートを指定する
所謂 CBR (Constant Bitrate / 固定ビットレート) エンコード。
-br 同じく 192kbps にする場合は -cbr 192000
128kbps にする場合は -cbr 128000 等のように bps(ビット毎秒) 単位で値を指定する。

上記の quality/bitrate オプションをどちらも指定しない場合
デフォルト値である -q 0.5 でエンコードされる。

マルチパスエンコードオプション

-2pass
2pass でエンコードを有効にする。
ビットレートよりこっちが優先されるので容量が若干多くなる事がある。
-q を指定している場合(VBRエンコードモード)の場合このオプションは使えない。

-2passperiod
ビットレートを優先する2passエンコード。
デフォルト場合、値は 0 になっている。

高度な機能 / トラブルシューティング

-lc
AAC-LC ( AAC Low Complexity ) でエンコードする。
128kbps以上の中・高ビットレートで用いられる
CD楽曲などの一般的な楽曲を変換する場合はこれを選択する。

-he
HE-AAC (High-Efficiency AAC) でエンコードする。
48~80kbps 辺りの圧縮に最適。
低ビットレートでもMP3等の音楽形式と比べて高音質
高圧縮が必要な場合に用いる

-hev2
HE-AAC v2 (High-Efficiency AAC Version 2) にする。
18~32kbps 辺りの超低ビットレート向き。
AMラジオなど元から音質が良くないものを超高圧縮にしたいときに用いる。

-ignorelength
読み込んだファイルのWAVヘッダーシグナルを無視する
標準入力を使用するフロントエンドに便利

その他の関連記事

Nero AAC エンコーダの使い方

Nero AAC エンコーダとは?

ドイツに本社を置く Nero AG が開発・提供している
高音質なAACコーデックのエンコーダ。

Nero AAC Codec には、(非営利の個人利用に限り)無料で利用できるCUI版と
シェアウェアのGUI版があるが、ここではCUI版について説明する。

バイナリは、Windows 32bit用 と Linux用 があり
コマンドプロンプトや端末などのCUI、又はGUIフロントエンドから利用する。

Linux での導入手順はこちら
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